娘にできる1番のママ仕事〜フリーランス管理栄養士の子育て日記〜

娘にできる1番のママ仕事〜フリーランス管理栄養士の子育て日記〜

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先日、娘が1歳半になりました。
毎日一緒にいるとなかなかその成長に気づきませんが、ふと写真を振り返ってみたら、とても大きくなっていることに気づいて、嬉しい気持ちと寂しい気持ちが混じります。こんなにもあっという間に大きくなっていくんですね。

フリーランスママの子育てスタイル

現在、私は保育園に預けずに仕事復帰しています。
「小さい頃の貴重な時間を少しでも長く一緒に過ごしたい」
その想いから結婚と同時に独立し、自分の仕事のカタチが作れるように走ってきました。
フリーランスっていうとかっこいい響きに聞こえますが、実はとても怖いです。
仕事がなくなるかもしれないという不安と常に隣り合わせ。
さらに今は、「明日来て欲しい」そんな急な要望に答えられなかったり、仕事にかけられる時間が限られてしまったり、子育てと仕事の両立に悩むことも増えてきました。
それでもやっぱり、こうして娘との時間が取れることが私にとって1番幸せで、仕事へのパワーにもなると感じます。

昨年の緊急事態宣言が出た頃、依頼いただいていた仕事がすべてなくなり、進行中の案件も止まり、どうしよう…となったとき、心を支えてくれたのも娘でした。
「娘との時間をもらえたんだ」とプラスに思考を転換できて、たっぷりとれた時間でInstagramへの娘ごはんの投稿もスタート。今振り返ると、これが新しい仕事の道を開いてくれた、種まきになりました。

「離乳食」は私が娘にできる1番のママ仕事

そんな娘が1歳半。
離乳の完了の目安となる月齢を迎えました。
実際にはだんだんと変化していくので、明日から何が変わるというわけではないですが、私の気持ちとしてひと区切り。
新米ママでわからないことだらけですが、離乳食だけは少しまわりのママより知っていることが多くて、育児の中でも特に楽しみだったことの1つ。



離乳食を始めてから約1年。
スプーン拒否でまったく食べずに悩んだ日々が、今では懐かしく思えるくらい、たくさん食べるようになりました。

「嫌いなものを特別なものにしない」という私の好き嫌い論により、食べなくても毎日出し続けたにんじん。
かなり長期戦でしたが、嫌いを克服し、自分から手をのばしたり、おかわりしてくれたときは泣けるくらい嬉しかったです。


知識として今まで思っていたこととちょっと違ったり、毎日の食事だからこそ見える発見があったり、娘が私にくれた経験と学びは、どんな書籍を読むよりも、誰の話を聞くよりも大きなものでした。
そして、遺伝するのかな?と思うくらい、私と食の嗜好が似ている娘を見ると、家庭での食のあり方の大切さを改めて感じました。

これから仕事でも、今まで以上にたくさんのママに寄り添った発信ができるはず。
毎日ママのごはん食べてくれてありがとう。
これからもよろしくね♡

管理栄養士・フードコーディネーター
植草 真奈美